2024年7月19日

カーローンの審査を一度に複数申し込むことは可能?

カーローンを利用する際「審査は複数社に申し込んでも大丈夫」「同時に複数社に申し込むと結果に悪影響があるの」などの疑問を持つ方が多いでしょう。

特に、どの金融機関の審査に通るか不安な場合、複数の会社に同時に申し込むことを考える方も多いです。

本記事では、カーローンの審査に関する基本的な知識から、複数の審査を申し込む際の流れや注意点について詳しく解説します。

さらに、審査に落ちた場合の対処法についても触れているので、カーローンの審査をスムーズに進めるための参考にしてください。

カーローンの審査を一度に複数申し込むことは可能!

カーローンの審査を一度に複数申し込むことは可能ですが、いくつか気をつけるべき点があります。

 ここでは、カーローンの審査を一度に複数申し込む際の注意点やプロセスについて詳しく解説します。

審査の流れを理解し、スムーズに審査を進めるためのポイントを押さえておきましょう。

カーローンの審査には仮審査と本審査の2つがある

カーローンの審査には、基本的に「仮審査」と「本審査」の2段階に分かれています。

仮審査は、申込者の基本的な情報を基に行われる簡易な審査であり、これを通過すると本審査に進むことができます。

本審査では、さらに詳細な情報が求められ、最終的な融資の可否が決定されます。

ここでは、各審査についてみていきましょう。

仮審査とは

仮審査は、申込者の基本的な情報で、借入希望額が適正かどうかを簡易的に判断するための審査です。

申込者の年収や職業、勤続年数などの情報を元に審査が行われます。

この段階では、信用情報機関への照会は行われず、借入の可否が判断されます。

仮審査は比較的短時間で結果が出ることが多く、数日以内に審査結果が通知されることが多いです。

本審査とは

仮審査に通過した後、次に本審査に進むことになります。

本審査では、仮審査で提供された情報に加えて、信用情報機関から取得したデータを基に審査が行われます。

特に、申込者の過去の借入履歴や返済能力、現在の借入状況などが詳細に審査されるでしょう。

信用情報機関には、後ほど詳しく解説しますが、シー・アイ・シー(CIC)、日本信用情報機構(JICC)、全国銀行個人信用情報センター(KSC)があります。

これらの機関から取得した情報を元に、最終的な融資の可否が決定されるのです。

仮審査は履歴が残らない

仮審査の申し込みは信用情報機関に記録が残らないため、複数の金融機関に同時に申し込むことが可能です。

これは、初期段階で複数のカーローンを比較し、最適な条件を見つけるために非常に便利です。

仮審査を通じて、借入可能額や条件を把握することで、どの金融機関が最も自分に適しているかを判断することができます。

また、仮審査の段階ではキャンセルも容易に行えるため、安心して申し込むことができます。

仮審査でも、借入可能額を確認することは可能です。

そのため、カーローンの利用を検討しておりどれくらい借入できるのか知りたい方は、仮審査に申し込むようにしましょう。

本審査は履歴が残る

一方、本審査は信用情報機関に記録が残ります。

そのため、短期間に複数の金融機関に本審査を申し込むと、金融機関から「お金に困っている」と判断されるリスクがあります。

これは、審査結果に悪影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。

審査に不利になるような状況を作らないためにも、本審査を同時に複数申し込むことは避けましょう。

また、信用情報機関に記録が残ることで、将来的な信用評価に影響を及ぼすことがあります。

特に短期間に複数の本審査を申し込むと、審査に通りにくくなるリスクが高まります。

そのため、一度に複数の本審査を行うのは避け、慎重に金融機関を選びましょう。

本審査では信用情報機関に自分の信用情報を照会される

先述の通り、本審査では以下の信用情報機関に自分の信用情報を照会されます。

  • シー・アイ・シー(CIC)
  • 日本信用情報機構(JICC)
  • 全国銀行個人信用情報センター(KSC)

それぞれの信用情報機関についてみていきましょう。

シー・アイ・シー(CIC)

CICはクレジット会社の共同出資により1984年に設立された信用情報機関です。

保有する信用情報の量は、他の2機関と比べて最も多いと言われています。

クレジットカード会社や消費者金融などが加盟しており、クレジットカードの利用履歴や消費者金融の借入情報など、多岐にわたるデータが管理されています。

日本信用情報機構(JICC)

JICCは、消費者金融が中心となって1986年に設立した信用情報機関です。

加盟している金融機関の数が最も多く、消費者金融から銀行まで多数の金融業者が加盟しています。

これにより、信用情報が収集・管理されており、金融機関は幅広い情報を基に審査を行うことができます。

全国銀行個人信用情報センター(KSC)

KSCは全国銀行協会(JBA)によって運営されている信用情報機関です。

メガバンク、地方銀行、ネット銀行、信用金庫、信用組合などが加盟しており、加盟条件は最も厳しいとされています。

また、KSCに加盟する金融機関は、より詳細で正確な信用情報を提供・管理しているため、特に信頼性が高いとされています。

金融機関によっては、1つの金融機関が2つの信用情報機関に加入している場合もあります。

基本的に「銀行はKSC・JICC、消費者金融とカード会社はCIC・JICC」と覚えておくと良いでしょう。

それぞれの信用情報機関は、自分の信用情報を開示請求することができ、1,000円程度の手数料で確認できます。

複数のカーローンの審査に申し込む際の流れ

複数のマイカーローンの審査を受ける際には、事前にその流れを理解しておくことで、スムーズに手続きを進められます。

ここでは、一連の流れを詳しく解説しているので申し込む際の参考にしてください。

仮審査に申し込む

最初に行うのは仮審査でこの審査では、申込者の年収、職業、勤続年数などの基本情報が求められます。

そして、これらの情報を基に、申込金額が適正かどうかを簡易的に判断するのです。

仮審査は短期間で結果が出ることが多く、申込者が本審査に進む価値があるかどうかを初期段階で把握することができます。

審査履歴は信用情報機関に残らないため、複数の金融機関に同時に仮審査を申し込むことが可能です。

本審査に申し込む

仮審査に通過したら、次に最も条件が良いと感じる金融機関の本審査に進みます。

本審査では、仮審査の際に提供された情報に加え、信用情報機関からのデータを元により詳細な審査が行われるのです。

この段階では、過去の借入履歴や返済能力、現在の借入状況などが詳しくチェックされます。

審査の結果は、通常1週間から長くても2週間程度で通知されます。

審査結果が出るまでの間に、必要に応じて追加の書類提出を求められることもありますので、適時対応することが重要です。

他の審査をキャンセルする

本審査に通過し、融資が決定したら、仮審査に通過していた他のマイカーローンの申し込みをキャンセルすることを忘れないようにしましょう。

仮審査のキャンセルには手数料はかかりませんが、放置しておくと他の金融機関からの無駄な問い合わせや混乱を招く可能性があります。

しっかりとキャンセル手続きを行うことで、後々のトラブルを防ぐことが可能です。

複数のカーローンの審査に申し込むメリット

カーローンの審査を複数の金融機関に申し込むことにはいくつかのメリットがあります。

ここでは、複数のカーローン審査に申し込む際の主なメリットについて詳しくみていきましょう。

審査落ちリスクの軽減

まず考えられる最大のメリットは、審査落ちや減額リスクを軽減できる点です。

メガバンクや地方銀行、ネット銀行といった異なる種類の金融機関に申し込むことで、どれか1つの金融機関で審査に通る可能性が高まります。

たとえば、メガバンクでの審査に落ちた場合でも、地方銀行では希望する借入金額で承認されるケースも少なくありません。

審査に落ちるリスクを分散するだけでなく、減額承認された場合にも他の金融機関で希望通りの借入ができるチャンスが増えます。

そのため、複数の金融機関に申し込むことは非常に有効です。

低い金利のカーローンで申し込みできる可能性

より好条件のカーローンを見つけて契約できる点も大きなメリットです。

複数の金融機関に本審査を申し込むことで、各機関の提供する金利や借入条件を比較し、自分の希望に最も近いプランを選びやすくなります。

さらに、金融機関ごとに異なる特典やサービスを活用することで、最も有利な条件を得ることができます。

たとえば、ある金融機関でキャンペーンを実施しており、通常よりも低い金利で融資を受けられる場合があります。

このような特典を利用することで、より良い借入条件を実現することが可能です。

カーローンの審査に申し込む際の注意点

カーローンを申し込む際には、いくつかの重要な注意点があります。

以下の3つの注意点を踏まえて適切に対応することで、審査をスムーズに進めることができます。

  • 仮審査に通ったからといって必ず本審査に通るわけではない
  • 本審査の複数申し込みは注意が必要
  • 本審査を行うごとに手数料がかかる

それぞれの注意点について詳しくみていきましょう。

仮審査に通ったからといって必ず本審査に通るわけではない

ローンの審査は、仮審査と本審査の2段階で行われますが、仮審査に通過したからといって必ずしも本審査に通るわけではありません。

本審査では、申込者の信用情報が詳細にチェックされます。

仮審査で支払い能力が認められたとしても、過去のクレジットカードやローンの返済遅延が信用情報に記録されている場合、支払い能力が低いと判断されます。

また、本審査の申し込みが信用情報機関に記録されることも覚えておく必要があります。

金融機関によっては、仮審査の段階でも信用情報機関に照会を行う場合がありますが、本審査ではより詳細な情報が求められるため、注意が必要です。

本審査の複数申し込みは注意が必要

仮審査の段階では複数のマイカーローンに同時に申し込むことができますが、本審査では状況が異なります。

本審査で複数のローンに申し込むと、その情報が信用情報機関に登録されます。

短期間に複数の本審査を申し込むことで、金融機関は申込者が資金繰りに困っていると判断し、審査に通らないケースも少なくありません。

金融取引履歴には、ローンの申し込みだけでなく、クレジットカードの利用や返済履歴、キャッシングの履歴なども含まれます。

これらの履歴が信用情報機関に記録されるため、慎重に申し込みましょう。

本審査を行うごとに手数料がかかる

本審査は仮審査とは異なり、詳細な調査が必要なため、事務手数料が発生する金融機関もあります。

複数の金融機関で本審査を受けると、それぞれの金融機関で手数料がかかる場合があり、コストが増えてしまいます。

そのため、無料で申し込める仮審査とは異なり、本審査には費用がかかることを理解しておくことが重要です。

手数料の金額は金融機関によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

ローンの審査に落ちた場合はどうする?

ローンの審査に落ちた場合は、以下の対策を講じることで再度審査に通過する可能性が高くなります。

  • 一度で複数申し込みするのは避ける
  • 信用情報の回復を待つ
  • 頭金を準備する

それぞれの対策について詳しくみていきましょう。

一度で複数申し込みするのは避ける

一度に複数のローンに申し込むことは避けた方が良いでしょう。

複数の申し込みが信用情報に記録されることで、審査の際に不利になる可能性があります。

そのため、1つのローンに絞って審査を受けることをおすすめします。

これにより、審査担当者に対して安定した経済状況をアピールすることが可能です。

信用情報の回復を待つ

信用情報に過去の延滞情報などが記録されている場合、その情報が消えるまで待つと良いです。

一般的に、延滞情報は5年程度記録が残ると言われています。

この期間が経過するまで待ってから再度ローンの審査を申し込むことで、審査通過の可能性が高まります。

また、過去の延滞や未払いがなくなった後であれば、信用情報が回復して金融機関からの信頼を取り戻すことができるでしょう。

頭金を準備する

ローン審査に通るためには、頭金を用意することも有効です。

頭金を支払うことで、借入額を減らすことができます。

さらに、他のローンを繰り上げ返済することで、借入総額を減らして返済能力を証明することもできます。

これにより、次のローン審査での信用度が向上して審査通過の可能性が高まります。

自社ローンなら履歴を気にせずに申し込める!

自動車ローンの審査に通ることが難しいと感じる方や、過去の信用情報に不安がある方には、自社ローンがおすすめです。

自社ローンを利用することで、車を購入するチャンスが広がります。

ここでは、自社ローンの特徴やメリット・デメリットについて解説します。

自社ローンの特徴 

自社ローンとは、中古車販売店が独自の審査基準を設けているローンです。

通常のカーローンとは異なり販売店が直接審査を行うため、信販会社を介さずに融資が行われます。

そのため、ローンに関する手続きはすべて販売店内で完結します。

審査方法は店舗によって異なり、勤務先や勤続年数の確認を行う書類審査や、販売店との面談を通じて審査が進められます。

しかし、一般的なカーローンと異なり、過去の支払い履歴は重視されず、現在の収入状況に基づいて審査が行われます。

このため、過去に金融トラブルがあっても、安定した収入がある場合は審査に通過しやすいのが特徴です。

自社ローンのメリットデメリット

自社ローンのメリットは審査通過の容易さです。

一般的なカーローンは信用情報機関のデータに基づく厳しい審査がありますが、先述した通り、自社ローンは現在の収入状況を重視します。

そのため、ブラックリストに載っている場合でも安定した収入があれば審査に通る可能性が高いです。

また、自社ローンは低金利または無金利で融資されることが多く、支払総額が明確で計画を立てやすいのも特徴です。

さらに、信販会社を介さないため、審査結果がすぐにに出る点も大きなメリットでしょう。

一方、デメリットとしては、利用可能な店舗が限定されることがあります。

自社ローンは特定の販売店でのみ利用できるため、選べる車種や販売店が限られます。

また、一部の販売店では頭金や初期費用が必要となる場合があり、事前に予算を確保しておく必要があります。

自社ローンがおすすめな人

自社ローンは、ローン審査に落ちた経験がある方や、過去の信用情報に傷がある方におすすめです。

また、現在の収入が安定していない場合でも、自社ローンなら柔軟な審査基準で対応してもらえる可能性があります。

具体的な審査基準は販売店によって異なるため、利用する前は各販売店に問い合わせてみましょう。

スリークロス滋賀店の自社ローンでは、ローン審査通過率が70〜80%と非常に通りやすく、中古車だけではなく新車の購入も可能です。

また、保証人や頭金が不要で車を購入できます。

ローンに落ちてしまった方や信用情報に傷がある方で自社ローンの利用を検討している方は、ぜひ一度スリークロス滋賀店にお問い合わせください。

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まとめ

カーローンの審査には、「仮審査」と「本審査」があります。

仮審査の申し込みは信用情報機関に記録が残らないため、複数の金融機関に同時に申し込むことが可能です。

しかし、本審査は信用情報機関に登録されるため、一度に複数の金融機関に申し込むことは避けましょう。

そのため、慎重に金融機関を選び、計画的に本審査を進めることが重要です。

一方、自社ローンは、中古車販売店が独自の基準で審査を行うため、信用情報機関に記録が残りません。

そのため、一度に複数の金融機関に申し込む必要がなく、柔軟でスピーディーな審査が可能です。

スリークロス滋賀店の自社ローンでは、ローン審査通過率が70〜80%と非常に高く、多くの方に利用していただいています。

また、頭金が不要なため、まとまった資金を準備する必要もありません。

自社ローンの利用を検討している方は、一度スリークロス滋賀店にお問い合わせください。

スリークロス滋賀店があなたの車購入をサポートさせていただきます!

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