2024年2月29日
車のような大きな買い物をする際には、多くの方がローンを活用するでしょう。
学生の方の中にもローンを利用して中古車を購入したいという方はいるのではないでしょうか。
また、「学生でもローンを利用できるの?」「学生でも審査は通るの?」というようなお悩みを抱えている方もいるでしょう。
そこで本記事では、学生の方でもローンで中古車を購入できるのか、審査を通過するための対策などを解説します。
ローンで中古車の購入を検討している学生の方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ここでは、学生の方でも中古車を購入する際にローンを利用できるのかについて解説します。
学生の方は審査に通りづらい傾向にありますが、自社ローンなら中古車を購入することができます。
通常の審査では通りにくいですが、自社ローンは比較的審査が緩い傾向にあるため、他のカードローンや銀行ローンなどの借入先に比べると審査に通る可能性が高いといえるでしょう。
また通常ローンの場合は、約7%の金利がかかってしまうため、負担がかかりやすいです。自社ローンの場合この金利は0円のため、ローンによってかかる負担を大幅に軽減する事が可能です。
学生ローンの場合、ほとんどの場合が限度額が50万円までと決められています。
ただし、賃金業法の総量規制によって、雇用形態に限らず年収の3分の1までが借入の上限です。
また、ひとつの業者からの借入ではなく、総借入金額が年収の3分の1までにならなければならない点に注意しましょう。
たとえば、アルバイトをして月に10万円の収入がある場合、年収にすると120万円となるため、120万÷3=40万円が借入限度額になります。
ここでは、自社ローンの審査を受ける前に確認すべきポイントについて解説します。
ポイントを抑えて自社ローンを利用しましょう。
18歳未満の方の場合は、まず保護者に同意を得なければなりません。
ローンを組む際、成人であれば保護者の同意を得る必要はなくなりましたが、未成年の方の場合は保護者の同意が必要です。
2022年4月に成人の年齢が18歳に変更になったため、18歳以上であれば問題ありません。
ローンの審査では、返済能力がチェックされます。
そのため、安定した収入があることが前提です。
しかし、学生アルバイトの方でも決まった場所で毎月一定の金額を安定して得ている場合には、審査に通る可能性があります。
2022年4月の成人年齢の引き下げによって、近年ではローンの申し込みの年齢制限を18歳以上にしているところが増えてます。
その一方で、18歳はまだ定職に就いていない方が多いことから、「20歳以上」「学生を除いて18歳以上」と設定されているケースもあります。
自社ローンは販売店によって審査基準が異なるため、しっかりと確認することが大切です。
成人していたとしても、学生であるうちは社会人よりも返済能力は低いと判断されてしまうことがほとんどです。
そのため、ローン申込時に万一本人が返済できなくなった場合に、本人に代わってお金を払う連帯保証人が必要な場合があります。
学生の連帯保証人にあたる人は、両親や親戚の方々などが一般的です。
また、一定の基準を満たしていれば、身内でなくとも連帯保証人として認められる場合もあります。
この一定の基準とは、一般的なカーローンでも同様ですが「20歳以上の成人」「毎月安定した収入を確保できている」「信用情報に懸念となるものがない」の3つです。
ローン審査では、過去の滞納歴も審査対象です。
携帯電話料金や割賦代金、クレジットカードなどの滞納や遅延は、信用機関によって記録されています。
ローン会社は審査の際に信用機関に対して信用情報の開示を行えるため、学生の方であっても過去に滞納歴がある場合は、審査が通りにくくなるためご注意ください。
もし現在滞納を抱えている場合は、ローン審査の前に完済しておきましょう。
学生の方の場合、「カーローンの審査に通りづらいから無理かもしれない」と諦めてしまうこともあるかもしれませんが、対策を取ることでカーローンの審査に通過できる確率が向上します。
ここでは、ローン審査に通過するための対策について解説しましょう。
ローンの借入可能額は、年収をベースに決められているため、収入と購入希望額のバランスも審査に影響します。
そのため、アルバイトなどで一定の収入があったとしても、収入に見合わない高額な新車を購入するのは困難です。
収入額の少ない学生でローン審査を通過するには、購入しやすい価格帯の中古車を選びましょう。
ローンには、ディーラーローン、銀行系ローン、自社ローンなど複数の種類があります。
審査の基準はそれぞれ異なり、厳しいものから比較的緩いものまでさまざまです。
そのなかでも、自社ローンは比較的審査が緩いといわれており、審査に通過しやすいのが特徴です。
また、学生向けローンを用意しているところもあり、収入が少ないことは想定済みだと予想されるため、審査も比較的通りやすいといえるでしょう。
頭金を多めに用意することで借入金額を抑えられるため、審査が通りやすくなるでしょう。
たとえば、100万円の車を買う際に20万円を頭金として支払えば、借入金額は80万円になります。
頭金はできるだけ多く用意できる方が審査が通過しやすくなるため、前もって車の購入のために貯金しておくことが重要です。
学生では申込時に審査会社から保証人を付けるように依頼されることもあります。
しかし、保証人が必須でない場合でも、あえて保証人を付けることで審査が通りやすくなる可能性もあります。
ローンを申し込む前に保護者に相談し、保証人の検討をしましょう。
連帯保証人は保護者でなければならないという決まりはありません。
保護者に頼らずに、保証会社を利用して保証人になってもらうのもひとつの手です。
ただし、保証会社にも審査があり、収入の安定していない未成年の方や学生の方では難しいといえるでしょう。
ここでは、カーローンに落ちてしまう原因について解説します。
ローンでは、年収に占める年間の返済額の割合を表す「返済負担率」によって、借り入れられる上限金額が決まっています。
年収に対して申し込み額が大きすぎると、返済負担率の基準を超えてしまうでしょう。
ローンを申し込む際には、自分の収入と申し込み額のバランスを考えましょう。
JICCやCICなどの信用情報機関には、クレジットカードの滞納・遅延から債務整理や自己破産まであらゆる信用情報が一定期間記録されています。
ローン会社が審査において信用情報機関に照会した際に、滞納や遅延などの信用情報に問題があると、ローン審査は通りにくくなってしまいます。
心当たりがある場合には、保持期間が過ぎるのを待って申請するのがおすすめです。
なお、信用情報の保持期間は内容や機関によって異なり、61日以上の延滞では1年〜5年、自己破産は5年〜10年となっています。
自分の信用情報の記録は開示請求ができるため、心配な場合は確認しておきましょう。
しかし、すぐに購入したという場合には、現在の滞納があれば返済するなどローン審査に通りにくくなる要素を排除しましょう。
カーリースとは、定額制で車に乗れるサブスクリプションサービスです。
ここでは学生にカーリースをおすすめする理由について解説します。
車を購入するときには税金や自賠責保険料など掛かるため、初期費用は車両費用に加えて10%〜20%程度必要です。
なかにはローンに組み込めない費用もあるため、購入時にある程度まとまった金額を用意しておかなければなりません。
一方、カーリースであれば初期費用も定額料金に含まれているため、初期費用などのまとまったお金が必要ありません。
車に関する出費を一定にできるため、まとまった金額がなくても新車に乗ることができます。
車の出費は購入時だけではありません。
点検や車検、消耗品の交換、洗車など車を維持するためには、さまざまな費用が掛かります。
これらの維持費は一定ではなく定期的にかかるため、出費が多い月に限って重なってしまうこともあるかもしれません。
このような面から、車を購入すると家計管理が難しいというデメリットがあります。
しかし、カーリースはメンテナンス費用も定額料金にできるプランがあるため、月々決まった金額を支払えば、車を維持することができ、急な出費の心配もありません。
初めて車を購入する方には不安がつきものです。
特に学生の方の場合は免許を取ったばかりの方も多く、心配することも多いでしょう。
カーリースではオリジナルのサポートセンターを設けているため、困った際にはいつでも気軽に相談できる安心感があります。
車に関してあまり詳しくない方でも、安心して快適なカーライフを送れるでしょう。
懐事情は人それぞれ異なると考えられますが、ここでは学生におすすめな価格帯の中古車をご紹介します。
車に希望する条件と自分の収入に合った車を選びましょう。
スズキのワゴンRは、学生の方でも購入しやすい価格帯で販売されています。
人気のある車種であるため、中古車市場でも多く出回っており、お気に入りの1台を見つけやすいでしょう。
小さくて狭いというイメージが根付いていた軽自動車に、新たな風を送り込んだのが初代ワゴンRです。
中古車市場では、8万円スタートで購入しやすい価格帯から販売されています。
現在では、日本の軽自動車のスタンダードともいえるワゴンRのメリットは、以下のとおりです。
カラーバリエーションが豊富で、四角いフロントマスクの外観は、どんな人が乗っても違和感を感じさせません。
また、安全な視界を確保できる水平基調なインストルメントパネルや、収納性に優れた内装などによって使いやすくなっています。
さらに、初期モデルから燃費性能に優れているため、ガソリン代も抑えられるでしょう。
学生の方でも購入しやすい価格帯の車として、ダイハツのムーヴもあげられます。
ムーヴはスズキのワゴンRのライバル車ともいえる車で、ワゴンRと同様人気のある車種であるため、中古車市場でも多く出回っているため探しやすいでしょう。
中古車市場では15万円程度から販売されています。
ムーヴのメリットは、以下のとおりです。
ムーヴは見た目以上に車内が広く感じます。
また、使い勝手が良いため、通学から日々の買い物まで幅広い面で活躍できるでしょう。
日産のキューブも学生の方でも手が出しやすい価格帯で販売されています。
学生の方も購入しやすい価格帯だと軽自動車を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、キューブは普通車でも中古車市場で20万円代という手の届きやすい価格帯で販売されています。
キューブのメリットは、以下のとおりです。
キューブはクラスを超えた広い車内が特徴です。
また、ソファーのように座り心地の良いシートを用いているため、居住性と快適性は同クラスのコンパクトカーの中ではトップクラスを誇っています。
学生の方でも車の購入の際にローンを組みたいという方もいるでしょう。
学生の方はアルバイトとして働いていることが主なため、収入が安定しないことが多く、ローン審査は社会人と比較すると通りにくい傾向にあります。
また、頭金を多めに用意したり、購入しやすい価格帯の中古車を選択するなど対策をすることで、ローン審査は通りやすくなるでしょう。
購入しやすい価格帯の車種の場合でも、人気車種が多く、乗り心地も使い勝手も良いため、納得のいくカーライフを送ることができるでしょう。
学生だからローン審査が通らないのではないかと諦めず、自分で対策を行いましょう。
しかし、自社ローンであれば比較的ローン審査基準が緩いため、学生の方でも通りやすいといわれています。
また、自社ローンは金利が0%のため、毎月かかってしまうローン返済の負担を大幅に軽減できるため、車の購入が容易になるでしょう。
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