2024年7月19日

自社ローンは保証人を立てる必要がある?特徴や審査基準を徹底解説!

自社ローンは、車の購入時に利用されることが多いローンの1つです。

一般的な銀行ローンとは異なり独自の審査基準を持つため、審査が通りやすいという特徴があります。

しかし、保証人が必要かどうかや審査基準についての情報はあまり知られていません。

そこで本記事では、自社ローンの特徴についてみていき、保証人の必要性や具体的な審査基準について解説します。

自社ローンを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

保証人は不要!自社ローンの7つの特徴

まずは、自社ローンの特徴について解説します。

自社ローンには、主に以下の7つがあります。

  • 基本的に保証人は不要
  • 独自の審査で通りやすい
  • 金利が必要ない
  • 審査が早い
  • 頭金が必要ない場合も
  • 手数料がかかる
  • 販売店の倒産リスクがある

それぞれの特徴には、メリットやデメリットがあるので、それぞれ解説していきます。

基本的に保証人は不要

自社ローンは基本的に保証人が不要です。

通常のカーローンでは、保証人が必要なケースがありますが、自社ローンではその必要がありません。

そのため、保証人が見つからないという理由でローンを諦めなくて済みます。

自社ローンの場合は、販売店が直接審査を行うため保証人が不要なケースが多く、契約もスムーズに進みます。

独自の審査で通りやすい

自社ローンは、独自の審査基準を持っており他のローンと比べて審査が緩い特徴があります。

自社ローンでは基本的に信用情報を照会しないため、クレジットカードの支払い遅延や信用情報に傷がある場合でも審査に通る可能性が高いです。

さらに、自社ローンは今の支払い能力が重要なため、転職したばかりで勤続年数が短い方でも利用できます。

審査基準は販売店ごとに異なるため、事前に確認しておくと安心です。

金利が必要ない

自社ローンの大きなメリットの一つは、金利が発生しないことです。

一般的なカーローンでは、借入額に対して年数%の金利がかかります。

しかし、自社ローンでは金利が0%の場合が多く、支払う総額が明確で計画が立てやすくなります。

これにより、車両本体代金や諸費用以外のコストが発生せず、予算を組み立てやすくなります。

ただし、手数料などが代金に上乗せされる場合もあるため事前に手数料や月々の返済額、総返済額の確認が必要です。

審査が早い

自社ローンは審査がすぐに行われるため、少しでも早く車を手に入れたい方には大きなメリットです。

一般的なカーローンでは、審査結果が出るまでに数日から2週間程度かかることがあります。

しかし、自社ローンは販売店との直接のやり取りで完結するため、即日で結果が出ることが多いです。

これにより、購入から納車までの時間が短縮され、早く車を利用できるようになります。

頭金が必要ない場合も

自社ローンでは、販売店によっては頭金が不要な場合があります。

一般的なカーローンでは契約時に数十万円の頭金が必要となることがありますが、自社ローンなら頭金なしで利用できることもあります。

これにより、まとまった資金を用意するのが難しい方や、貯金を崩したくない方にとって大きなメリットとなります。

ただし、すべての販売店で頭金が不要というわけではないため、事前に確認しておきましょう。

手数料がかかる

自社ローンでは、保証人が不要な場合でも保証会社を利用することが多く、そのための手数料が発生することがあります。

保証会社とは、契約者が滞納した場合に保証人の役割をしてくれる会社です。

保証会社に必要な手数料は車両価格に上乗せされることがあるため、総額を確認しておくことが大切です。

販売店によって手数料の設定が異なるため、予算を確保する際には手数料も考慮する必要があります。

販売店の倒産リスクがある

自社ローンを提供する販売店が倒産するリスクを考慮することも重要です。

販売店が倒産すると、ローンの支払い先が変更される可能性があり、その過程でトラブルが発生することがあります。

たとえば、倒産した販売店から他の会社にローンが譲渡されると、支払い条件が変更されたり、連絡が取りづらくなったりすることが考えられます。

さらに、最悪の場合、車両自体が差し押さえられるリスクも存在します。

これは、倒産した販売店の債務整理の一環として、未払いの車両が法的手続きの対象となる可能性があるからです。

こうした事態を避けるためにも、信頼性のある販売店を選ぶことが重要です。

自社ローンで保証人を立てる必要があるケースと審査基準

自社ローンは基本的に保証人が不要ですが、購入希望者の信用状態によっては求められることがあります。

ここでは、保証人が必要となる具体的なケースと自社ローンの審査基準について解説します。

保証人が必要なケース

自社ローンを申し込む際に保証人が必要なのは、主に以下の6つのケースです。

  • 未成年または学生
  • 転職や就職をした直後のタイミング
  • 借入額と収入が見合っていない
  • 非正規雇用である
  • 他社での借り入れがある
  • 信用情報に傷がある

ここでは、それぞれのケースについて解説していきます。

未成年または学生

申し込み者が未成年や学生の場合、保証人を立てることが一般的です。

未成年者がローン契約をする際には、不利な契約を結ばされないように法定代理人の同意が必要とされています。

未成年者や学生は収入が安定していないため、ローンを完済する見込みが低いと判断されることが多く、証人が必要とされるのです。

たとえば、学生がアルバイトで得ている収入は不安定とみなされやすいです。

そのため、将来的に支払いが困難になるリスクが高く、それを補うために保証人が求められます。

転職や就職をした直後のタイミング

就職や転職をした直後にローンを申し込む場合、審査が通らないことが多いです。

カーローンの審査では、勤続年数が重要な審査基準となります。

勤続年数が短いと、収入の安定性が低いとみなされるため、保証人が必要なケースがあります。

たとえ転職で年収が上がる見込みがあっても、審査にはマイナスの影響を与える可能性が高いです。

そのため、ローンを申し込む前は、なるべく転職をしないようにしましょう。

借入額と収入が見合っていない

希望する借入額に対して収入が不足している場合も、保証人が求められることがあります。

カーローンでは、申し込み条件として最低年収が設定されていることが多いです。

高額な車を購入する場合に返済総額が大きいと、収入に対して借入額が過大であると判断され、保証人が必要になることがあります。

たとえば、年収が300万円の人が600万円の車を購入しようとすると、返済能力が低いと判断され、保証人が必要とされることが多いです。

非正規雇用である

非正規雇用で働いている場合は収入の安定性が低いとみなされるため、保証人が必要とされることがあります。

アルバイトやパート、フリーランスのような雇用形態は、正社員と比べて収入が不安定であると判断されがちです。

これらの職業では、収入が大きく変動することが多く、返済期間中に収入が途絶えるリスクが高いため保証人を立てる必要があります。

さらに、派遣社員や契約社員の場合、契約期間が短いことから、長期的な収入の安定が見込めないと判断されることが多いです。

こうした職業では、収入が一定していないため、ローンの返済能力を補完するために保証人が求められます。

信用情報に傷がある

近年、自社ローンでは信用情報を重視しないケースが増えており、信用情報に傷があっても保証人が不要な場合があります。

自社ローンは過去の信用情報よりも現在の収入状況や返済能力を重視するため、過去の金融トラブルがあっても審査に通ることが多いです。

しかし、それでも一部のケースでは連帯保証人を求められることがあります。

過去にローンやクレジットカードの支払い遅延や滞納があった場合、その情報が信用情報機関に記録されます。

販売店の中には信用情報を重視して審査を行うため、問題や傷があると審査に通らない可能性が高くなります。

自社ローンの審査基準とは?

自社ローンは独自の審査基準で利用者を審査しますが、実際のにどのような審査基準を設けているのでしょうか。

ここでは、自社ローンの審査基準について解説します。

年齢

自社ローンの審査において、申込者の年齢は重要な審査基準です。

一般的に、18歳以上であることが求められますが、上限年齢が設定されている場合もあります。

高齢者の場合、返済期間中に収入が減少するリスクがあるため、年齢に応じた安定収入の証明が求められることがあります。

たとえば、65歳以上の方が申し込む場合、退職後の収入源を確保するための年金を受け取っている証明証などが必要な場合があります。

年収

年収はローンの返済能力を判断するための重要な審査基準です。

販売店によっては自社ローンでも、一定の年収が求められることがあります。

年収が高いほど返済能力があるとみなされ、審査に通りやすくなります。

逆に、年収が低い場合は保証人が必要になることが多いです。

また、たとえば年収300万円以下の方が年収を上回る高額な車を購入する場合、返済能力をカバーするために求められるケースもあります。

そのため、自分の年収に見合った車を選び借り入れるようにしましょう。

職業・勤続年数

職業と勤続年数も審査基準の1つです。

正社員で長期間同じ職場に勤めている場合、収入が安定していると判断され、審査の通過率が高くなります。

一方、アルバイトやパート、フリーランスなど非正規雇用の方や勤続年数が短い方は、収入の安定性が低いとみなされます。

特に、勤続年数が1年未満の場合は収入が安定しているとは見なされず、保証人が必要となるケースが多いです。

保証人が不要な場合は保証会社をつけることもある

先述でも少し触れましたが、保証人が不要な場合は保証会社をつけることもあります。

ここでは、保証会社について詳しくみていきましょう。

保証会社とは?

保証会社とは、契約者がローンの返済を滞納した際に、保証料を支払うことで保証人の役割を果たす会社です。

ローンの回収リスクを減らすため、保証人を立てることが多いですが、保証人を依頼できない場合には保証会社が利用されます。

特に銀行系ローンでは提携の保証会社を利用することが一般的で、ディーラーローンでは保証会社の利用が必須となる場合もあります。

自社ローンにおいては、保証人を立てることが多いものの、必要に応じて保証会社を利用することもあります。

保証会社の手数料

保証会社の手数料は、支払い総額の10.5%から設定されていることが多いです。

たとえば、ローンの残高が70万円であれば、約7万円が手数料としてかかることになります。

手数料の具体的な金額は保証会社によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

手数料の支払い時期

保証会社を利用する場合は、手数料は契約の最初に全額支払うケースが多いです。

自社ローンでは、車の購入代金を分割で支払うことができますが、保証会社への手数料分の予算も事前に用意しておく必要があります。

ただし、一部の保証会社では手数料の支払い時期や方法について異なることがあります。

そのため、契約前にしっかりと確認して予算を計画的に立てることが重要です。

自社ローンを利用する際の保証人は誰に頼めばいい?

自社ローンを利用する際の保証人選びは、誰でも良いという訳ではありません。

適切な人物を選ぶことが審査通過の鍵となります。

ここでは、保証人に求められる条件について詳しく解説します。

成人している

保証人は成人していることが必須条件です。

未成年者は法的に保証人として認められないため、十分な収入があったとしても保証人にはなれません。

また、成人していても18歳未満の方や65歳以上の高齢者の場合、収入の安定性が低いと見なされ、保証人として認められない可能性が高いです。

保証人を選ぶ際は、年齢の条件をしっかり確認し、適した人物を選びましょう。

収入が安定している

保証人に求められる条件は、契約者本人の審査条件と大きく変わりません。

つまり、収入が安定していることが重要な条件となり、保証人の収入が多いほど審査に通りやすくなります。

保証人の候補者が複数いる場合は、できるだけ年収が高く、安定した収入を持つ方に依頼すると良いでしょう。

ただし、収入源が年金のみの場合は保証人として対象外となることが多いため、現役で働いている方を選ぶことが望ましいです。

過去の返済の延滞や遅延をしていない

保証人は契約者の返済が滞った場合に代わりに返済義務を負うため、返済能力が求められます。

そのため、保証人には過去に返済遅延や未払いがないことが重要な条件です。

信用情報機関には、返済遅延は5年程度、自己破産は5〜10年程度情報が保管されます。

もし、保証人を依頼したい方が過去5〜10年の間に金融事故を起こしていた場合、保証人になるのは難しいでしょう。

そのため、信用情報に傷がある方は信用情報を確認し、適切な人物を選ぶことが重要です。

大きな額の借入をしていない

現在の借入額も、保証人の返済能力を判断する重要なポイントです。

保証人がすでに多額の借入れをしていたり、他の人の保証人になっていたりすると、新たに保証人としての役割を果たすのが難しくなります。

しかし、保証人の年収と借入額のバランスが取れていれば問題ない場合もあります。

年収が高ければ多額の借入れがあっても保証人として認められることがあるため、保証人選びの際には年収と借入額のバランスを確認しましょう。

まとめ

自社ローンでは、基本的に保証人は不要ですが、以下のケースでは必要です。

  • 未成年または学生
  • 転職や就職をした直後のタイミング
  • 借入額と収入が見合っていない
  • 非正規雇用である
  • 他社での借り入れがある
  • 信用情報に傷がある

また、保証人を選ぶ際は以下の条件を満たしている人を選ぶことが大切です。

  • 成人している
  • 収入が安定している
  • 過去の返済の延滞や遅延をしていない
  • 大きな額の借入をしていない

どちらも保証人を選ぶ際の重要なポイントです。

保証人を選ぶ際には、信頼できる人物であり、これらの条件を満たしていることを確認しましょう。

スリークロス滋賀店では、保証人が不要で車を購入できます。

さらに、ローン審査の通過率が70〜80%と非常に高く、多くの人が利用しやすいのが特徴です。

保証人が立てられない方や他のローンの審査に落ちた方は、一度スリークロス滋賀店にお問い合わせください。

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