2024年6月14日

自社ローンを利用する際は保証人や保証会社が必要?審査の特徴について解説

自動車の購入方法として、近年注目されているのが「自社ローン」です。

銀行ローンやディーラーローンとは異なり、比較的審査が緩やかで、多くの方々に利用されています。

しかし、自社ローンを利用する際には、保証人や保証会社が必要なのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、自社ローンの特徴や自社ローンにおける保証人、保証会社の必要性について解説します。

また、自社ローンの審査基準や利用するメリット・デメリットについて詳しく解説しているので、自社ローンの利用を検討されている方は、参考にしてください。

自社ローンの特徴

まずは、自社ローンの具体的な特徴や審査基準、利用する際のメリットとデメリットについて詳しく解説します。

自社ローンの特徴

自社ローンとは、中古車販売店が提供する独自の分割払いサービスです。

ローンという名称が使われていますが、実際には販売店が車両の購入代金を立て替える形になります。

このため、金銭の貸付けではなく、金利がかからない点が大きな特徴です。

さらに、各販売店が独自の審査基準を設けているため、柔軟に対応してもらえるのも大きな特徴といえるでしょう。

自社ローンの審査基準

自社ローンの審査基準は、各販売店によって異なります。

銀行系やディーラー系のカーローンでは、信用情報機関のデータを元に厳格な審査が行われます。

信用情報機関は、金融取引における信用情報を管理し、滞納や延滞などの情報を記録する機関です。

そのため、過去に金融事故を起こしたことがある方は、銀行系やディーラー系のカーローンの審査に通ることが難しくなります。

一方で、自社ローンは現在の収入状況を重視するため、過去の信用情報に問題があっても審査に通る可能性があります。

たとえば、現在安定した収入がある場合や、過去に信用情報に傷がある場合などでも柔軟な対応が可能です。

また、収入が少ない場合でも、安定した収入を持つ保証人がいれば審査に通りやすくなります。

自社ローンを利用するメリット・デメリット

自社ローンの特徴を理解するために、その独自のメリット・デメリットについても知っておく必要があります。

ここでは、自社ローンを利用するメリット・デメリットについて詳しくみていきましょう。

自社ローンを利用するメリット

自社ローンを利用する最大のメリットは、審査が通りやすい点です。

自社ローンでは、販売店が独自に設けた審査基準を基に審査を行うため、信用情報に問題がある方でも利用しやすいという特徴があります。

過去の信用履歴よりも、現在の収入や支払い能力が重視されるため、従来のローン審査に通らなかった方でも利用可能です。

また、自社ローンは審査が迅速に行われるため、購入手続きがスムーズに進行する点もメリットでしょう。

銀行ローンやディーラーローンと比べて、審査にかかる時間が短く、早急に車が必要な場合にも適しています。

さらに、販売店によっては、頭金や保証人が不要なケースもあるため、初期費用を抑えたい方にもおすすめです。

自社ローンを利用するデメリット

自社ローンにはさまざまなメリットがある一方で、デメリットも存在します。

まず、保証料が発生する点がデメリットとして挙げられます。

自社ローンでは金利がかからない一方で、車両本体価格の10〜20%程度の保証料が求められる場合があります。

これにより、総支払額が一般的なローンよりもやや高額になる場合があるので、事前に見積もりを取って確認しましょう。

また、自社ローンを提供する販売店は主に中古車販売店であるため、購入できる車が中古車に限られることが多いです。

販売店によっては、新車の購入ができない場合もあり、選択肢が制限されてしまいます。

さらに、返済が滞ると、車両の現在地を特定したり、エンジンを遠隔操作で停止できるパーツが取り付けられる場合があります。

これにより、未払いが続くと車が差し押さえられるリスクがあるため、支払期日を厳守することが大切です。

自社ローンを利用する際は保証人や保証会社が必要?

自社ローンを利用する際に、保証人や保証会社が必要かどうか気になる方も多いでしょう。

特に保証人が立てられない方にとっては重要なポイントです。

ここでは、自社ローンにおける保証人や保証会社の役割と、どのようなケースで必要になるのかについてみていきましょう。

販売店によって異なる

自社ローンの利用に際して保証人が必要かどうかは、販売店によって異なります。

一部の販売店では保証人を必要としない場合もありますが、その代わりに保証会社を利用することが一般的です。

保証会社を利用する場合、保証委託の手数料が発生し、契約者が負担することになります。

また、保証会社に支払う手数料はローンの借入額によって異なるため、事前に必要な手数料の額を確認しておくことが重要です。

スリークロス滋賀店の自社ローンでは、保証人や頭金が不要で車を購入できるため、保証会社の利用が不要です。

さらに、返済期間が最大で84回払いまで可能です。

そのため、返済スケジュールを立てやすく、経済的な負担を感じることなく車を手に入れることができます。

保証人が立てられない方で自社ローンをご検討の方は一度スリークロス滋賀店までお問い合わせ下さい。

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自社ローンの審査に保証人が必要なケース

保証人の有無は販売店によって異なりますが、どのようなケースで保証人が必要になるのかを知っておくことは重要です。

ここでは、自社ローンの審査において、特に保証人が求められる具体的なケースついて詳しく解説します。

申込者が学生や未成年

未成年や学生がローンを申し込む場合、保証人が必要となることが一般的です。

未成年者がローン契約をする際には法定代理人の同意が必要とされ、未成年者自身が独断で契約を結ぶことはできません。

これは、未成年者が不利な契約を強いられないようにするためです。

そのため、未成年や学生がローンを申し込む際は、親や親族が保証人となることが求められます。

親や親族が保証人となることで、申込者の返済能力をカバーして、販売店側も安心してローンを提供できるようになります。

転職直後

就職や転職をしたばかりの時期にローンを申し込むと、勤続年数が短いため審査に通らないケースが多いです。

この場合、収入の安定性を補完するために保証人を求められることがあります。

特に転職直後は、収入の安定性が確認できないため、保証人を立てることで審査を通過しやすくなります。

年収が少ない

希望する借入額に対して年収が少ない場合、保証人が必要とされるケースがあります。

販売店によっては、ローンの申し込み条件に最低年収を設定しているところも多いです。

この基準を満たさない場合、返済能力に不安があると判断されます。

たとえば、高額な車両を購入する場合、その返済総額が大きくなるため、収入が不足していると見なされると保証人が必要となるケースがあります。

アルバイトやパートなどの非正規雇用

アルバイトやパートなどの非正規雇用として働いている場合、収入の安定性が低いと判断されるため保証人が必要となる場合もあります。

非正規雇用者は、収入が安定していないことが多く、ローンの審査が厳しいです。

しかし、保証人を立てることで、販売店に対して申込者の返済能力を補完し、審査を通過しやすくすることができます。

他にも借入がある

既に他社からの借入がある場合、ローンの返済が滞るリスクが高いと判断されるため、保証人が必要とされることがあります。

他社からの借入が多いと、総返済額が増えるため返済能力に疑問が生じます。

返済負担率が高い場合、追加のローン審査に通るためには、保証人を立てることが多いです。

保証人を立てることで、販売店は滞納リスクを減らし、安心してローンを提供することができます。

信用情報に傷がある

信用情報に傷がある場合、ローンの審査は厳しくなり、保証人が求められることもあります。

自社ローンを提供している販売店は、基本的に信用情報をチェックしません。

しかし、一部の販売店では、信用情報をチェックして保証人を求めることがあります。

これは、申込者が過去に支払いの遅延や滞納などの問題を抱えているか確認するためです。

そのため、信用情報に傷がある方は、事前に自分の信用情報を確認し、保証人を立てる準備をしておくと良いでしょう。

また、信用情報を確認しない販売店を選ぶことも1つの方法です。

保証会社の利用を求められることもある

自社ローンを利用する際、販売店によっては保証会社の利用を求められることがあります。

特に保証人が立てられない場合に保証会社がその役割を代替します。

ここでは、保証会社の役割と手数料について詳しくみていきましょう。

保証会社とは

保証会社とは、契約者がローンの返済を滞納した際に、保証料を支払うことで保証人の役割を果たしてくれる会社です。

通常、ローン契約では返済が滞るリスクを軽減するために保証人を立てるケースが多いです。

しかし、保証人を依頼できない場合、この保証会社が代わりにその責任を担います。

保証会社の手数料

一般的に、保証会社の手数料はローン残高の約10.5%から設定されています。

たとえば、ローン残高が100万円の場合、10万円以上の手数料を別途支払う必要があります。

この手数料の割合は保証会社によって異なるため、事前に詳細を確認することが重要です。

さらに、事務手数料が発生するかどうか、繰上げ返済を行った際に保証料の返還があるかどうかも確認しておくと良いでしょう。

手数料の支払いタイミングについても、最初に全額を支払うのか、分割で支払うのかなどを把握しておくことが大切です。

保証人の条件とは?

保証人は、誰にでも依頼できる訳ではありません。

保証人になってもらうためには主に以下の条件をクリアしておく必要があります。

  • 成人している
  • 雇用と収入が安定している
  • 金融事故の履歴がない
  • 多額の借り入れをしていない

ここでは、それぞれの条件について詳しく解説します。

成人している

保証人として認められるためには、成人していることが基本条件となります。

未成年者は法律上の責任を負うことができないため、保証人にはなれません。

成人であることで、契約の法的責任を負うことができ、ローン契約者の返済が滞った場合に代わりに返済を行う義務を果たすことができます。

保証人の年齢については、20歳以上65歳未満であることが条件です。

雇用と収入が安定している

保証人には、安定した雇用と収入が求められます。

これは、保証人が契約者の代わりに返済を行う可能性があるため、確実に返済できるだけの収入が必要だからです。

そのため、安定した職に就いていること、定期的な収入があることが重要な条件となります。

これにより、販売店は保証人が信頼できると判断し、リスクを軽減することが可能です。

金融事故の履歴がない

保証人には、過去に金融事故の履歴がないことが求められます。

つまり、ローンの延滞や債務整理、破産などの履歴がないことが条件です。

金融事故の履歴があると、信用力が低いと見なされ、保証人としての信頼性が損なわれます。

保証人として依頼する場合は、必ず過去の金融事故の有無などを確認しておきましょう。

多額の借り入れをしていない

保証人には、多額の借り入れをしていないことも条件になります。

保証人が多額の借り入れをしている場合、その返済負担が大きくなるため、新たな保証人としての役割が果たせません。

既に高額な借入を抱えていると、返済能力がないと判断され、販売店がリスクとみなす可能性があります。

しかし、借入が少額だったり、安定して返済していたりする場合は、保証人として依頼しても問題ないでしょう。

保証人を選ぶ際は、借入の有無や総額を確認することが重要です。

保証人・保証会社を利用する際の注意点

保証人を探す際は、先ほど述べた条件に当てはまる人を見つけることが重要です。

また、無理に依頼せず、しっかりとローンの利用目的や借入額、返済期間、購入する車種について説明しましょう。

また、保証会社を利用する場合、いくつかの注意点があります。

返済が滞ると車が回収されることがあります。

支払いが難しくなりそうなときは、できるだけ早く保証会社に連絡することが重要です。

さらに、保証会社の利用は基本的に自家用車のみが対象であり、社用車としての利用は一般的に認められていません。

もし、社用車として利用を考えている場合は、事前に保証会社に確認しておくことが必要です。

自社ローンの審査に落ちた時の対処法

自社ローンは他のローンと比べて比較的審査が緩いですが、必ずしも全ての申込者が審査に通るわけではありません。

審査に落ちてしまった場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。

ここでは、自社ローンの審査に落ちた時の具体的な対処法について解説します。

現金一括購入

自社ローンの審査に落ちた場合、最も確実な方法は現金で一括購入することです。

大きな金額が必要となりますが、ローン審査を受ける必要がなくなり、煩わしい手続きも不要になります。

また、現金一括購入が可能な場合、利息や手数料も一切かからないため、総支払額を大幅に抑えることができます。

さらに、現金での購入は交渉力が高まるため、価格を交渉できる場合もあるでしょう。

毎月少しずつ貯金をして現金一括で購入することで、無駄な支出を避けつつ車を手に入れることができます。

借入額を減らす

借入額を減らすことも審査通過の有効な対策です。

借入額を減らせば、滞納リスクが減り、審査に通りやすくなります。

不要なオプションを省くなど、車両価格を見直すことで借入額を減らすことが可能です。

さらに、家計の見直しや無駄な支出を削減することで、ローンの支払い能力を向上させることも検討すると良いでしょう。

車種を変える

審査に落ちた理由が車両の価格や条件にある場合、別の車種を検討することも1つの方法です。

たとえば、同じメーカーの中でも低価格帯のモデルに変更することで、ローンの負担を軽減できます。

また、中古車を選ぶことで、費用を抑えながらグレードの高い車を購入できる場合もあります。

自分の予算や必要条件に合わせて車種を柔軟に変更することで、審査に通りやすくなる可能性が高まるでしょう。

頭金を用意する

頭金を用意することも非常に効果的な方法です。

頭金とは、車を購入する際に現金で支払う自己資金のことです。

頭金を支払うことでローンの借入額が減り、月々の返済額や総支払額を抑えることができます。

また、頭金を多く用意することで、販売店側も滞納リスクを感じにくくなり、審査に通過する可能性が高まるでしょう。

頭金を準備するためにも、事前に計画的に貯金をすることが重要になります。

スリークロス滋賀店の自社ローンでは、保証人や頭金が不要で車を購入が可能です。

また、ローン審査通過率が70〜80%と非常に通りやすく、中古車だけではなく新車の購入もできます。

自社ローンの利用を検討している方は、一度スリークロス滋賀店で仮審査を受けてみてはいかがでしょうか。

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まとめ

自社ローンは、車を購入したい方にとって非常に便利なサービスです。

販売店によっては、保証人を立てる必要がある場合もあります。

その際は、この記事で解説した条件や注意点などを踏まえて、適切な保証人を選ぶことが重要です。

しかし、スリークロス滋賀店では、保証人や頭金は不要です。

審査通過率も非常に高く、他社でローンの審査が通らなかった場合でも理想の車を購入することができます。

そのため、他社で審査に落ちてしまった方や保証人を求められてお困りの方は、ぜひ一度スリークロス滋賀店にご相談ください。

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