2024年4月16日
車の自社ローンは、直接販売店から融資を受けて車を購入するローンサービスです。
販売店が独自に審査を行うため、銀行や信販会社を介さず、購入者と直接融資の契約を結びます。
審査が通りやすいということで近年多くの人が利用していますが、自社ローンを利用する際には、契約書をしっかりと確認することが大切です。
なぜなら、購入者が知っておくべき重要な情報が記載されているからです。
そこでこの記事では、自社ローンの契約書について解説します。
また、自社ローンの契約の流れや必要な書類、契約する際の注意点についても詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。
まずは、基本情報として自社ローンの特徴や審査方法、メリット・デメリットについて詳しく解説します。
自社ローンの利用を検討している方は、必ず知っておくべき情報なので、ぜひご参考ください。
自社ローンは、主に中古車販売店が独自に設けた審査基準に基づいて行われるローンです。
自社ローンでは、販売店が全てのローンに関する手続きを行うため、契約から納車までが非常に早いのも特徴になります。
また、一般的な金融系やディーラー系ローンでは金利が発生しますが、自社ローンでは金利が発生しないため、金銭的負担が減るのも特徴です。
新車の取り扱いがある販売店もありますが、多くは中古車の購入に利用されます。
一般的な金融系やディーラー系ローンでは、過去の信用情報を確認して審査を行います。
しかし、自社ローンの審査では金融機関やディーラーが重視する信用情報を確認しません。
販売店は、現在の収入や借入状況をもとに判断されることが一般的です。
これにより、自己破産やブラックリストに登録されている人でも審査に通りやすいとされています。
また、審査基準は販売店ごとに異なり、勤務状況や面談を通じて決定する場合もあります。
自社ローンにはさまざまなメリット・デメリットがあります。
ここでは、メリット・デメリットについて詳しく解説します。
自社ローン最大のメリットは、審査が通りやすい点です。
従来の銀行系カーローンやディーラーローンとは異なり、信用情報機関への問い合わせを行いません。
そのため、審査に通りやすく短い時間で審査結果を知ることも可能です。
特に、過去に金融トラブルを経験した人やすでに銀行系カーローンやディーラーローンの審査に落ちた人でも審査が通る可能性があります。
また、中古車を購入する場合は在庫から選ぶことになるため、納車までのプロセスが非常にスピーディーです。
一方で、自社ローンにはいくつかのデメリットもあります。
自社ローンを提供している販売店はほとんどが中古車であるため、新車を希望する購入者にとっては適していない場合があります。
販売店の中には、新車を取り扱っているところもありますがその数は非常に少ないです。
また、中古車の価格が市場価格よりも高く設定されている場合があるため、購入前に価格を確認することが重要になります。
さらに、自社ローンを提供している販売店の中には、車の品質やアフターサービスに問題がある場合もあるため、販売店を選ぶ際には慎重な判断が必要です。
これらのデメリットを考慮し、自社ローンの利用を検討する際には、十分な情報収集と比較検討しましょう。
スリークロス滋賀店の自社ローンでは、中古車だけではなく新車も購入可能です。
保証人や頭金が不要で ローン審査通過率も70〜80%と非常に通りやすくなっています。
自社ローンの利用を検討している方は、一度スリークロス滋賀店までご相談ください。
ここでは、自社ローンを利用する流れを解説します。
自社ローンは以下の手順で行いましょう。
自社ローンを利用する流れ
それぞれ詳しく解説します。
まずは、自社ローンサービスを提供している販売店を訪れ、購入したい車を選びましょう。
自社ローンを利用できる車種には限りがあったり、店舗によっては自社ローンの取り扱いがなかったりすることもあります。
そのため、購入を検討している車が自社ローンの対象になっているか、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
車を選んだ後は、自社ローンの審査に申し込みます。
販売店によっては、店頭で直接申し込む方法の他に、オンラインでの申し込みが可能な場合もあります。
どのように申し込むかは、購入予定の販売店に確認しておくことが重要です。
また、事前に販売店から必要書類のリストをもらい、審査申し込み時に準備しておくと良いでしょう。
提出する必要がある書類には、身分証明書や源泉徴収票などの収入証明書などがあります。
これらの書類を提出して審査を受けましょう。
自社ローンの審査は、他のローンに比べて審査時間が短いことが特徴で、15分から30分で結果が出ることも珍しくありません。
審査に通過したら、契約書に署名・押印をして契約を結びます。
この際、契約内容をよく確認し、理解した上で署名することが重要です。
契約内容には返済プランや月々の返済額、総返済額、利用条件など知っておくべき重要な情報が記載されています。
契約手続きが完了した後は、登録や整備が行われ、完了すれば正式に納車となります。
納車後は、ローンの返済が始まります。
車の名義は、完済されるまで販売店のままなので注意しましょう。
自社ローンの場合、納車までのプロセスが比較的スムーズであるため最短数日程度で車を手に入れることが可能です。
自社ローンの契約にはどのような書類が必要なのでしょうか。
ここでは、自社ローンの契約に必要な書類と自社ローン契約書に記載されている内容について解説します。
自社ローンの契約に必要な書類
詳しくみていきましょう。
自社ローンの契約書に記載されている内容は、購入者がローンを通じて車を購入する際のさまざまな条件が記載されています。
また、契約書には、借入契約書や担保証書なども含まれます。
借入契約書に記載されているのは、購入者が借り入れる金額やローンを返済する期間、月々の返済額や返済回数などです。
担保証書には、ローンの保証に関する詳細が書いてあります。
具体的に記載されているのは、万が一返済が滞った場合に販売店が車を回収する権利や、その他の担保に関する条件です。
このほかにも、契約書には遅延利息に関する規定や契約違反時の取り扱いなどが詳細に説明されています。
さらに、車両の保険に関する条件や、車のメンテナンスに関する規定など、購入に際して知っておくべき内容も記載されています。
契約内容に不明瞭な点や疑問がある場合は、署名する前に販売店に対して質問や確認を行いましょう。
本人確認書類は、契約者が申告した情報が正確であることを証明するために必要です。
一般的には、運転免許証やパスポート、健康保険証などが用いられます。
これらの書類を通じて、契約者の名前、住所、生年月日などが確認されます。
収入が証明できる書類には、源泉徴収票や確定申告書などです。
これらの書類が収入がある証明となり、ローンの返済が可能であるかどうか判断されます。
契約書に署名、押印するためには、実印または認印が必要です。
販売店によってどちらが必要なのか異なるため、必ず確認しましょう。
実印を使用する場合、その印鑑の登録を証明するために印鑑証明書が求められます。
この書類は、契約者が提出した実印が正式に登録されていることを証明します。
区役所等の窓口や証明書自動交付機、コンビニエンスストアなどで取得が可能です。
販売店によっては、上記の基本的な書類の他に、住民票の写しや車庫証明書などがあります。
特に、自社ローンの審査において収入証明が難しい場合には、保証人が必要な場合もあるでしょう。
この場合、保証人自身の本人確認書類や収入を証明する書類、さらには保証人関連の同意書や署名が必要です。
追加の書類提出が求められる場合は、その内容を事前に確認してから準備しましょう。
収入が証明できる書類が用意できない場合でも、自社ローンの申し込みができないわけではありません。
さまざまな理由で収入証明を提出できない方でも審査に対応している販売店もあります。
一般的には収入証明書の代わりに、銀行口座の残高証明や給与明細書を提出することで対応してもらえるところが多いです。
そのため、手渡しで給料を受け取っている方や確定申告をしていない自営業者でも審査に通る可能性は十分にあります。
ここでは、自社ローンを契約する際の注意点を解説します。
以下の4つの注意点を踏まえて自社ローンを利用することが大切です。
自社ローンを契約する際の注意点
それぞれ詳しくみていきましょう。
自社ローンの契約を結ぶ前に、返済に関する条件を細かく確認することが重要です。
月々の返済額や返済回数、返済期間、利息、遅延時のペナルティなど、返済に関わる全ての条件を理解する必要があります。
契約条件に少しでも疑問点がある場合は、必ず契約前に販売店に確認することが大切です。
これにより、返済計画を立てやすくなり、将来的な負担を把握できます。
契約後にキャンセルをする場合の対応策についても、契約前に確認しておくべき点です。
キャンセルに伴う手数料やペナルティ、キャンセルが可能な期間など、販売店ごとに定められたキャンセルポリシーを確認しましょう。
これにより、予期せぬ追加の費用を避けることができます。
自社ローンを利用する際には、月々の返済額だけに注目するのではなく、総支払額を把握することが非常に重要です。
総支払額とは、月々の返済額や利息、手数料、その他の費用を全て含めた金額です。
月々の返済額が低く設定されていても、長い返済期間や高い利息率が適用されている場合、高い金額を支払う可能性もあります。
そのため、契約を結ぶ前に、ローン全体でいくら支払う必要があるのかを正確に把握しておきましょう。
一部の自社ローンでは、車両にGPSやその他の遠隔操作装置を取り付けることがあります。
これは、支払いが滞った際に車両を追跡・回収する目的で行われるのです。
契約前に、このような装置の取り付けがあるかどうか、取り付ける際の条件を確認しておくことが重要です。
自社ローンを安心して契約するには、自分の経済状況に合わせた返済計画を立てることが重要です。
そのためには、自分に合った車を選び、契約書の内容もしっかり確認しましょう。
スリークロス滋賀店の自社ローンでは、最大84回払い可能なため余裕をもって返済できるため安心です。
保証人や頭金が不要でローンかつ、審査通過率も70〜80%と非常に通りやすくなっています。
自社ローンの利用を検討している方は、一度スリークロス滋賀店までご相談ください。
この記事では、自社ローンの契約書や契約の流れ、必要な書類、契約する際の注意点などについて解説しました。
自社ローンを利用する際には、契約書の内容をしっかりと確認し、理解することが重要です。
契約書には、返済条件や金利、キャンセルポリシーなど知っておくべき多くの重要事項が記載されています。
これらをしっかりと理解することで、将来的なトラブルを防ぎ安心して車を購入できます。
さらに、月々の返済額だけでなく総支払額もしっかりと把握し、自分の経済状況に合った返済プランで契約しましょう。